引っ越し時の電気・ガス・水道手続きを解説!ライフラインの解約・契約方法

ライフラインの手続きに関して解説

今回は、初めて一人暮らしする人も引越しに際してライフラインの手続きを行う人にも、改めて電気・ガス・水道のそれぞれで必要な手続きを解説させて頂きます。比較的簡単ですので必要以上に心配することはありませんが、入居日に『あれ、電気が付かない・・・』といったことにならない様におさらいしておきましょう。

ちなみにずぼらな筆者 “まどり子” は、はじめての一人暮らしの時に電気の開通が入居日当日間に合わず、更にベッドや布団、カーテンもお届け指定日を間違えたことでカーテンの無い暗い部屋にコンビニで買ったろうそくひとつで一夜を過ごした苦い経験があります。皆さんはそんなこと無いと思いますが気をつけてください。

電気・ガス・水道などライフラインの引っ越し手続きはいつからできるのか?

引っ越しに伴うライフラインの手続きは、主に新しいお部屋での開始手続きと今まで住んでいた部屋の停止手続きの2種行う必要があります。できる限り早く手続きを済ませて安心したいという方もいると思いますが、ほとんどのケースで引っ越し日の約1か月前から申し込みが可能となっています。インターネットから手続きが可能ですので時間を作って1週間前には済ませておきたいところです。

しかし時には急いでおり引越しまで5日を切っている場合もあると思います。その際は電話での申し込みをされたほうが安心できます。しかし繁忙期などは大変電話が繋がり難くなっているので覚悟しましょう。ほとんどの場合、現在のお住まいに関しては入居時に管理会社より入居のしおりを貰っている場合が多いです。入居のしおりにお部屋の解約時の手続きも記載されていると思います。無くしてしまった場合は現在の管理会社へ相談するのも良いと思います。

電気の引っ越し手続き

電気に関する引っ越し手続きです。引越し当日電気が開通していないと暗くなったら作業が出来ません。スマホの充電なども出来ませんし、オートロック&インターホン付きのお部屋の場合などでは新しく購入した家具や家電が届いたのにインターホンが鳴らないことで気が付かず受け取れないといったリスクもはらんでいます。

電力会社Webサイトもしくは電話受付窓口から申請することが可能ですので、引っ越しの1週間前までに連絡を済ませておくと安心です。連絡先は電気料金の領収書や検針票に記されている連絡先を確認したり、ご自身がお住まいの地域名と電気開通などでネット検索しても良いでしょう。分からなければ不動産会社の担当者へ相談してください。

電気使用停止の手続き

まずは現在契約している電力会社に、電気の使用停止を申し込みましょう。引っ越し先の地域が、現在利用している電力会社の管轄エリアである場合は、引っ越し先での使用開始手続きを併せて行うことも可能です。当たり前ではありますが、古いお部屋の使用停止手続きを行わないと引っ越し後二重で電気料金を払い続けることになってしまいます。部屋の解約手続きを不動産会社に申し込んでも電気等は勝手に停止してくれる訳ではありません。引っ越し前に必ず停止手続きを済ませましょう。また、これまで住んでいたお部屋の退去する月に使った電気料金の請求書は、新居宛てに送られます。

手続きは電話でも可能ですが、引っ越しの繁忙期などは電話がつながりにくい場合があります。基本的にはインターネットからの申し込みが便利です。なお、電気使用停止には立ち会いの必要はありません

電気使用開始の手続き

引っ越し先で電気を使用するには、新たに事前申し込みが必要です。基本的にはインターネットからの申し込みになりますが、手続きは電話でも可能です。しかし引っ越しハイシーズンは電話がつながりにくい場合がありますので電話の場合は覚悟しましょう。使用開始まで3日以上の猶予がある場合、電話ではなくインターネットから手続きした方が手続きに時間がかからないことが多いです。

電気の使用開始の場合、スマートメーターが設置されていれば電力会社の方で遠隔で開始の操作が可能ですので立ち会いは必要ありません。ただし住宅設備によって例外的に立ち会いが必要になるケースもあります。例えばエコキュートがある物件に引っ越し予定の人は、立ち会いについてあらかじめ電力会社に確認しましょう。また、従来型の電力メーターの場合はブレーカー「入」にすれば、電気を使用することができる場合がありますが、契約が済んでいる状態ではありません。必ず申し込みは必要ですのでなるべく早く連絡する様にしましょう。

電気の引っ越し手続きの期限

電気の使用停止・開始手続きは、1か月先までの申し込みが可能です。年末年始や引っ越しの繁忙期などは、希望日に手続きが行えないこともあるので、電力会社への連絡は引っ越しの1週間前までには済ませておくと安心です。遅くとも、引っ越し当日の1営業日前(土日祝を除く)までには連絡しておきましょう。

ガスの引っ越し手続き

ガスの引っ越し手続きはほかのライフラインと異なる点があり、使用開始の際に立ち会いが必要となります。希望日時に作業を行えるよう、ライフラインの中でも1番最初に取り掛かりましょう。一部の都市ガス事業者に関しては、契約者本人または配偶者しか手続きができなかったり、本人確認が求められたりする場合があります。ひとり暮らしでは無い場合あらかじめ誰の名義で契約するか、誰が手続きするか決めておきましょう。

ガスの開栓が遅れると1番の問題はお湯が出ないことでしょう。そうです、お風呂に入れません。ガスコンロの場合はお料理もできませんね。ご飯は外食等でなんとかなりそうですが、お風呂に2〜3日入れないだけでも結構キツイですよね。ですので早めに連絡をしましょう。

ガス使用停止の手続き

現在契約しているガス会社に、インターネットまたは電話で申し込みます。電話はつながりにくい場合があるため、インターネットからの申し込みが便利です。

申し込みの際は、お客様番号が書かれた検針票を手元に用意しておきましょう。お客様番号は検針票のほか、インターネットや電話でも確認できます。基本的にガスの閉栓には立ち会いの必要はありません。ただし、オートロックの建物など、ガスメーターのある場所まで担当者が立ち入りできない場合は、立ち会いが必要になるので注意しましょう。

ガス使用開始の手続き

引っ越し先の地域を管轄しているガス会社へ、引っ越しまで3日以上の猶予があるのであれば、インターネットもしくは電話で事前に申し込みができます。電話はつながりにくい場合があるため、インターネットからの申し込みが便利です。

他のライフラインと異なる点として、ガスの使用開始は必ず立ち会いが必要です。当日は開栓のほか、点火の確認試験など、安全にガスを使用するための点検作業が行われます。なお、自分が立ち会えない場合は、代理人による立ち会いも可能です。

ガスの引っ越し手続きの期限

ガスの使用停止・使用開始手続きは、引っ越しの1週間前くらいに済ませておくのが目安です。特に、ガスに関しては使用開始に立ち会いが必要なので、引っ越し日時が決まったらまず最初に連絡しましょう。訪問予定日の前日まで申し込みは可能ですが、引っ越しの多い3~4月などは希望日に予約が取れないことがほとんどです。余裕を持って手続きを開始することを強くお勧めします。

水道の引っ越し手続き

水道の引っ越し手続きも、電気と同じく旧居・新居の両方で行う必要があります。古いお部屋の使用停止手続きが済んでいないと、二重で基本料金がかかってしまうので忘れずに手続きしましょう。水道の手続きが遅れて一番困るのはトイレですね。水道の開栓が終わっていない状態で用を足してしまうと・・・はい、大変なことになります。流せません。気をつけてください。どうしても開栓が間に合わない場合は近くのコンビニなど外で用を足すことになります。よって水道手続きも早めの手続きが重要です。

水道使用停止の手続き

旧住所の管轄の水道局へ、使用停止の申し込みをします。手続きは電話またはインターネットから行えますが、他のライフラインと同様に電話はつながりにくい場合があります。そのため、インターネットからの申し込みが便利です。申し込みの際は、これまでの明細書などに記載のお客様番号がわかるように準備しましょう。お客様番号は、検針票や領収書、電話での問い合わせなどで確認できます。なお、水道の使用停止に際する立ち会いは必要ありません

水道使用開始の手続き

先ほどトイレが流せないと言いましたが、安心してください。引っ越し先では通常すぐに水道が使えるようになっています。玄関付近に水道メーターボックスがあり、その中にある「水止め栓」を左に回しましょう。水が出るのを確認したら、新居に備え付けの「水道使用開始申込書」に必要事項を記入し、ポストへ投函すれば手続きは完了です。もちろんインターネットで申し込み手続きを行うこともできます。もし申込書が見当たらなかったり、水止め栓をひねっても水が出なかったりする場合は、水道事業者へ連絡しましょう。

水道の引っ越し手続きの期限

使用停止の手続きは、引っ越しの1週間前までに済ませておきます。遅くとも、3~4日前には水道事業者に連絡しましょう。水道の使用開始手続きには明確な期限は定められていません。ただし、提出が遅いと使用開始日が確認できず、料金トラブルなどが起こる危険性があります。横浜市ではほとんどの場合問題ありませんが、一部の地域では、利用開始手続きを行わないと水が出ない場合があります。その場合は、引っ越しの1週間前までに新居で利用する水道事業者に連絡をしてください。

各電力会社・ガス会社・水道局の連絡先

会社名 Web 手続き 電話 受付時間
東京電力 東京電力Webサイト 規定料金プラン 0120-995-001

電気自由料金プラン、ガス料金プラン 0120-995-113

(インターネット) 24時間いつでも受付 (電話) 月~土曜日9:00~17:00 ※日、祝日、年末年始を除く
東京ガス 東京ガスWebサイト 0570-002211 (インターネット) 24時間365日受付 (電話) 月~土9:00~19:00日・祝9:00~17:00
神奈川県横浜市 横浜市水道局Webサイト 水道局お客さまサービスセンター
045-847-6262
(インターネット) 24時間いつでも受付 (電話) 24時間365日いつでも受付

まとめ

今回は 電気・ガス・水道 といったライフラインの手続きに関して執筆して見ました。今はインターネットが普及して各種Webサイトが大変使いやすくなっております。ネットに苦手意識がある方もスマホ1台で簡単に手続き出来ます。

筆者 “まどり子” はいつも不動産会社で契約(入居日が決まるため)を済ましたその足でカフェなどに行き、一気にネット手続きを終わらせてしまいます。約1時間あれば余裕で終わりますかね、やることリストが3つくらい無くなるだけでとても気持ちが軽くなります!不安な人は不動産会社の担当者に相談して見るのもありですね!親切な担当者は手伝ってくれると思います!

これからも新しいお部屋での新生活に役立つ情報を発信していきますね!稚拙な文章ですが、今回も読んでいただきありがとうございました!!